株式は投資だが、FXは投機である

ご出演いただいたFXサークルの方々

職種も年齢も異なる4名のトレーダーが交流サイト(SNS)で知り合い、週に2回程度集まっては実際に売買を仕掛けている。将来の目標は、FXだけで生計を立てること。どのような思いで取引をすすめているのか、話を聞いた。

株式とFXの違いとは

「株式は投資だが、FXはギャンブルだ」という人も見受けられます。

 

その主張の前提は、株式が「プラスサムーゲーム」であるのに対して、FXが「ゼロサムーゲーム」であるという考え方です。

 

プラスサムーゲームとは、参加者の利得の合計がプラスであることを表し、株式投資の場合、株価が上がれば投資家全員が儲かる可能性があります。

 

一方、ゼロサムーゲームとは、参加者の利得の合計がゼロであり、FXで勝つ人がいれば、必ず負ける人もいるのです。

 

このような観点から、FXはギャンブルだと主張するのだと思いますが、ゼロサムーゲームだからギャンブルという理解も、一面的な判断基準だと考えます。

 

努力の余地がなく、すべてが運任せなら、それはギャンブル私のギャンブルか否かに関する判断基準は、極めてシンプルなものです。それは勝敗に占める運の要素がどれほど大きいかです。

 

もし、FXの勝ち負けが、100%運だけで決まるとしたら、それは間違いなくギャンブルだと考えます。

注目のマーケット情報

最近の株式市場は、スマートフォン市場の拡大を背景としたSNS関連のほか、地熱発電、リチウムイオン電池といった次世代エネルギー関連などへの物色も期待されよう。特に日経平均がシカゴ日経225先物清算値(8515円)にさや寄せ後に高値保ち合いになるようだと、やや仕手系色の強いテーマ銘柄に短期筋の値幅取り狙いの資金がシフトする可能性がある。日経平均は為替市場の円安相場に助けられ、中期的には上昇するであろう。