オセアニア通貨の代表「豪ドル」の特徴

オセアニア通貨の代表「豪ドル」の特徴

高金利通貨として人気の豪ドル。豪ドルノ円の通貨ペアはスワップポイント狙いの取引が多いのが特徴です。

 

オーストラリアは、原油、鉄鉱石などの天然資源が豊富なため、豪ドルは資源国通貨とも呼ばれます。牛肉、乳製品、小麦など農作物の輸出国でもあります。オーストラリアにとって日本は主要な貿易国で、近年は中国などアジアへの輸出も伸ばし、安定した経済成長が続いています。政治的にも安定している点も、豪ドルにとっては安心材料となっています。

 

ただし、米ドルやユーロほどには流通量が多くないので、流動性が低く、情報量も少ない点には注意。取引ができなかったり、予想外の動きをすることも想定しておきましょう。資源国通貨であることから、原油など商品市場の影響を受けて為替レートが大きく変動することもあります。

 

オーストラリアもリーマンショックの影響を受け、2008年後半から政策金利の引き下げが行われました。しかし、先進国が軒並み低金利政策を続けるなかで、2009年末にはいち早く金利の引き上げが行われ、2010年も段階的に政策金利が引き上げられました。このことも豪ドル人気の材料となっています。経済動向にもよりますが、今後もし政策金利が引き下げられるようなら、豪ドルの人気低下につながりますから、政策金利の動向には注意しましょう。また干ばつなどにより農作物の生産が打撃を受けると、為替レートにも影響を及ぼします。

 

豪ドルの為替レート推移